釣行したことになる。過去は月1回程度のペースであれば十分であったが、どうやら釣りにはまってしまったヒデちゃんの「誘い」にうまく喰いついた影響が大きい。二人とも「うまい魚」を釣るということを主義としており、釣りに於けるPDCAサイクル(いわゆる、Plan-Do-Cook-After、計画し、釣行し、料理し、自慢する)を楽しんでいるため、身軽/身近な釣りがあっているのだろう。
但し、平日に休んでいくということがなかった。学校を卒業して職場復帰したためもある。
電車釣行を基本にしているため、東京湾しかも湾奥の船宿が中心になるのは当然の帰結。東京湾は圧倒的に浦安吉久が多い。今年は、春先にメバル、夏にアジの爆釣があった。
メバルの日は前日まで海が荒れ、やっと凪ったところで天気は曇という絶好の日和。羽田沖水深4m程度の浅いところでメバル、海ほたるででかいカサゴがヒット。
江戸前ならアナゴということで、シーズン終わりにアナゴに挑戦したが、一匹で終わった。
しかし、今年は相模湾に二度(片瀬江ノ島、小田原早川)釣行。いずれもイナダ狙いで、江ノ島の幸次郎丸にて船中二本のうちのイナダ一本をかったくりで上げたのは正直うれしかった。
江ノ島は、自宅から中央線までタクシーを利用、早川へは小田原まで新幹線を利用、いずれも初めて。これにより、行動範囲が広がるが、やや贅沢の感あり。
外房のイサキは天気が悪く一度も行けなかった。片貝でハナダイを釣る予定もあったが往路で「風で中止」の電話。
また、例年は相模湖、宮沢湖でワカサギを釣るが、今年は思い切って泊まりで山中湖へ。11月は一番つれる季節だったようで、仕掛けを垂らせば即魚信という状態だった。
秋川国際マス釣り場(つまり釣堀)で、ニジマスを釣った。これは子供の遊びだが、バーベキュー、ビールもあり、ファミリーサービスと割り切ればそれなりに楽しい。
片貝への往路、中止になってしまったので、そのまま江戸川へ季節遅れのハゼへ。寒かったので焼酎が不足。
愚息である。これを連れていくと、仕掛けを用意したり、エサをつけたり、オマツリ解いたり・・・と自分の釣りをやっている暇がない。朝起きたら連れて行くという約束をしているが、日頃はぼーっとしているのに、釣りの日だけは目覚めがよく文句も言わないので、結局連れて行くことになる。湾内と川/湖は連れて行くことにしている。
山中湖では二本竿だったこともあり、「じぶんでやれ!」と言ったら、エサ付け(ラビット)から魚の取り込みまで自分でやるようになった。同じことを続けていると成長が見て取れる。
ICS釣り倶楽部(実体のないアングラ団体)のヒデちゃんは、富士を見て育ち、ネパールでトレッキングする山男。
が、山の反動なのか、単に釣って飲みたいだけなのか、海へも進出。もともと料理店でバイトしていただけに、料理の手際と腕には自信があるようで、彼の釣りは「酒肴のネタ調達」。
よく、お土産をもって親父さんを訪ねており、釣りで親孝行も兼ねている。
同じくICS釣り倶楽部のメンバー(自称♀)だが、今年はいろいろあって、釣りに専念できなかった。
この人、船上で周辺にいる人に「どうやったらそんなに釣れるんですか」としつこく聞ける才能があり、学習意欲は頗るものがある。
家にじっとしているタイプではないので本領発揮し、来年は頻繁釣行で大物を釣りそうな予感がある。
今年は、海ほたるでカサゴが「偶然」上がった。いままでは、メバル仕掛けで下針を錘より長くして運がよければカサゴがかかるという釣り方をしていたが、来年はカサゴそのものを狙いたい。メバル・カサゴも釣れ方に日斑があり、釣況によって仕掛けをエサを変えれば面白いだろう。カサゴの刺身と味噌汁は、忘れられない味である。
口惜しいが二匹しか釣っていない!!初めてのときに十数匹釣れたのはまぐれだったのか?
寒くなる前に、やや回数を重ねよう。
今年初めて挑戦したが、明らかに腕の差が出てしまう釣り。まずは一本針で丁寧に小突くところから。
今年は、全般的に不調だったようだ。秋の大物は運が結構左右するようなので、むしろ夏にワカシを丁寧に狙っていこう。
カッタクリのときはウィリー仕掛けを中心に使っているが、バケ針なども使ってみたいと思う。
サビキアジは「釣れる日」を見極め。ビシアジは深いが電動リールを使い出すと釣り味が分からなくなるので、それは避けたい。むしろ数より型狙いで、30センチ以上を。
文化の日は富士山を眺めながら山中湖で公魚を釣ろう。
従来9月は相模湖で公魚を始めていたが、江戸川へハゼに方針転換。
とりあえず一度は釣行したい。ここのところ御無沙汰。
閑人の沖釣りの原点は、大原のイサキでのコマセ撒きから。
いずれも数より型なので、やや躊躇していた釣りもの。しかし、やはり中々釣れない魚ほど美味いという原則は当たっているなと思う。