同行者ひでちゃん

本来は、釣り部の企画で、片貝の二三丸にてハナダイの予定だった。
しかし、往路の電車に頻繁に電話が入り、途中駅で降りて部長に電話したところ「本日波浪高いため船出ません」とのこと。
うーむ、困った。
とりあえず、近所で午後舟でも探すか・・・と馴染みの船宿へ電話するが、さすがにこの時期に午後舟をやるところはない(日が短いから)。

そんなわけで、「ハゼの天ぷらを食べたい」というひでちゃんの一言が、かつてより気になっていた江戸川放水路のハゼつりとなった。
バス/地下鉄を乗り継ぎ、昼前に「高橋遊船」に着く。
愛想のよい女将さんにいろいろ教わり、ボートを漕いでポイントへ行く。
しかしながら、ほとんど、いや全く釣れない。
そのうち、寒さが身にしみてきたので、二人ともカバンに忍ばせておいた日本酒及び焼酎を飲み始める。
トイレに行きたくなり、ひでちゃんが飲み干した「ワンカップ」を簡易トイレに使用。途端にハゼが二匹かかる。
もしかして・・・と思い、こちらも「宝焼酎」を使用し、用を足したら、竿が急に動き出し「根掛かりか」と思いきや、セイゴがかかっていた。それからハゼがかかりだした。
何の事はないが、潮が下げ止まりから動き出したようだ。

どうも、あわせのタイミングが難しく、あとで名人と思しき人に聞いたところ、
(1)誘いをまめにかけること。そこをこつくように。それをしたあとすーっと竿を上げると喰ってくる。
(2)エサは、桜えびを使用
とのことであった。

終了時間ぎりぎりまで釣り続けるも釣果はセイゴ1にハゼ5。
帰りにボート乗り場で、アサリの味噌汁をご馳走になり、冷えた体が温まった。また、お土産にざる一杯のアサリをもらう。