今回は前回の初タクシーに続き、さらなる贅沢をしてしまった。
初の新幹線釣行である。集合場所は早川港(小田原)。
会社の釣りクラブのお誘いであったが、とてもじゃないが、集合時刻には間に合わず諦めようとおもっていたが、新幹線だと間に合う!しかも、対象はイナダ。行かない手はない。

同行者ヒデちゃん。彼も前回イナダの型を見なかったため、今回リベンジとなった。
釣り座は右舷大艫。
船は河岸を離れて直ぐに釣場へ。しかし反応がなく、更に東へ移った。
すぐ先には、片瀬あたりからきた舟を含め、30くらいの船団がある。これみな、イナダ狙いのようだ。

しかし、どの舟も手網を使用している様子がない。つまりイナダはつれていないのだ。
ヒデちゃんは第一投で上州屋で買ってきたシブ糸(10メートルごとに色が変えてあり、見た目はカラフル。俗称「色仕掛け」)を、エンジンプロペラに絡ませてしまい、泣きを見る。幸い船頭さんが予備の糸を貸してくれて何を逃れた。
閑人がオマツリをしてしまい、ひっかけたのが、このヒデちゃんが切られてしまった糸と仕掛け。きちんと天秤とステンカンが残っていた(本日一番の外道か)。ご丁寧に、ヒラソーダもついていた。

船頭さんは、2時間くらいイナダを狙ってうろうろしてくれたが、諦めたのか根のあるところに舟を泊めてしまい、お土産釣りになってしまった。つれたのは、ソーダカツオ、アジ、サバ、(一人だけ、イナダ一尾が上がった)。
確かに潮の流れは悪かった。無線通信を聞いていたら、釣れている様子はほとんどなし。
残念ながらリベンジならず、帰りはロマンスカーに乗って、ぐっすりと眠った。

女将さんに色々と料理を教えてもらい、レパートリーが増えそうである。
帰宅後、ヒラソーダを大皿に盛るように刺身にした。
カボス、おろしニンニクとしょうが、刻みネギをぶっかけて食べる。
やはり「美味い」の一言。

ひでちゃんは、親父さんのところへ寄っていくといっていたが、今ごろは親子でカツオをつまみながら酒を酌み交わしている頃だろう。